自分で決めたリミット25
「25歳までに結婚する!!」
漠然とそう思っていた。
友達は結婚、同級生のSNSは「結婚しました」の報告の嵐。
必死だった。
お休みがあればデートをしたり、
婚活パーティーにも参加した。
毎週飲みに出歩いた。
一方的に瞬間湯沸かし器の如く「好き好き〜」が暴走。
相手ができると、一人でいる時には不安で不安で仕方がない。
「今、何しているんだろう」
「重たいって思われるのは嫌」だから、聞けない。
「本当に私のこと好きなのかな」
「嫌われたくない。」
どんどん相手に合わせるようになって、自分がなくなる。
そんな私じゃ、窮屈だったと思う。
………
25歳はあっという間に来てしまった。
あれ?25歳終わるぞ?
結婚、、、してないじゃん私。
自分で決めた25というリミットに間に合わずに落ち込む。
「何がいけないんだ?」
「何を変えないといけないんだ?」
筋トレが私に与えてくれたもの
男捨離
転職で東京に出てきて、今までの考え方を変えてみることにした。
色んな働き方をしている人がいて、結婚していることが全てじゃない東京。
デート以外にも、男の人と飲みにいく以外にも楽しいことがたくさんある東京。
もちろん、東京に出てこなくても、見つかったのかもしれないけれど、
切り替えの時間と変化が必要だった。
ノーリミッツ入会
「本格的にパワーリフティングの試合に出よう」
北海道では、一度だけ試合に出場したことがある。
網走パワーズの千田さんの「日本一目指せるよ」という言葉を信じ
東京でも一人でトレーニングは続けていた。
「本当に、日本一目指しちゃう?」
男捨離の成果なのか、
『本当に自分のためにやりたいことは何なのか』
周りに囚われずに考えられるようになってきていた。
決心が固まってからの私の行動は早い。
千田さんの紹介でノーリミッツに入会した。
三土手先生と高橋さんとの出会い
仕事、家、時間、お金の使い方、全てを筋トレ中心の生活に変えた。
「日本一」それしか考えていなかった。
先生から教えてもらう筋トレ
月曜日にスクワット、火曜日にベンチプレス、
水曜日に行う肩と三頭筋のトレーニング、通称ゴリラトレ
木曜日はレスト
金曜日はデッドリフト、土曜日は軽いベンチプレス
日曜日はジムの掃除のアルバイト
デートをする暇なんてない。
それよりも練習量に伴って上がる重量、筋肉量
ムキムキになる身体を褒めてくれる人がいる。
ありのままの私を認めてくれる高橋さん、それを伸ばしてくれる三土手先生。
自分がやってきたことが目に見えて結果につながっていく。
この楽しさで十分だった。
毎日充実感が得られたし、毎日少しずつ成長できた。
そんな日々が私を自己嫌悪の渦から脱出させ、自分のことが大好きになっていった。
そんな姿を見ていたのか、いなかったのか。
楽しそうにスクワットをする私を気にかけてくれたのが今の夫。
以前の私だったら、
「スクワットを楽しんでいる女子を好きになる人なんているはずがない」って思ったはず。きっとどんなに好かれていても信用できなかったと思う。
でも、私は変わった。
ムキムキな私、
ベンチプレスが好きな私、
週5回筋トレをする私
そんな自分が大好きで、それを「いいね」と言ってくれる夫を心から信用できる。
まとめ
筋トレをしたらモテる!!
筋トレをしている自分のことを一番好きであること
好きなことを突き抜けている人は輝いていて、人を引き寄せる。